M700について

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M700について

レミントンM700とは、アメリカ合衆国の名門銃器メーカー、レミントン・アームズ社が開発したボルトアクション方式のライフル。ボルトアクションライフルの利点である高い命中精度、単純で堅牢な構造、信頼性などにより警察や他の法執行機関、シム軍隊で狙撃銃としても多数採用されている。多くの作品に登場しているM700は『アメリカン・スナイパー』にも幼少期のクリス・カイルが使用する銃として紹介される。

M700とは

M700とは1962年に発売されて以来、現在でも販売が続けられているボルトアクションライフルの代名詞。狩猟用や競技用として広く使われ、レミントン社のベストセラーとなっている。現在までに様々な口径、銃身長、各種用途に特化したバリエーションモデルが製造されている。ベトナム戦争では海兵隊狙撃チームがウィンチェスターM70に代わり採用、元々狩猟用の低価格帯ライフルとして開発されたという経緯ではあるが、現在でも本銃は第一線で使われ続けている。全米のSWATの大半が本銃をベースとした狙撃銃を配備しており、アメリカ陸軍では1988年から「M24SWS」の制式名で、同国海兵隊では「M40」の制式名でベトナム戦争のころから本銃を制式狙撃銃として採用している。
小口径では.222や.223(5.56×45)、といった小型害獣猟向け弾薬、大口径では30-06や.308win、.300winmagといった大口径狩猟弾薬が代表的口径となる。 ボルト・バレル・アクションの組み合わせにより、リムファイアの.18口径から、最大クラスで.416口径クラスのマグナム弾薬まで対応出来る。
セミオートマチックライフルに比べて連射性こそ劣るが、銃弾一発が持つパワーロスが少ないために「ワンショット・ワンキル」を旨とするスナイパーに好まれている。

代表的な派生型として有名な2つの銃

・M24
レミントンがM700をベースにした狙撃銃。アメリカ陸軍の他、陸上自衛隊でも採用されている。アクセサリー類をセットしてM24 SWSとして法執行機関向けに販売されている。

・M40
アメリカ海兵隊がレミントンM700をベースに改良した狙撃銃。
レミントン・カスタムショップにて40X(M700ベースの競技用ライフル)をベースに製作されたごく初期のもの以降は、レミントンより調達したアクションをベースに海兵隊内で製作している部内モデルなので、基本的に外部流出はない。

M700のエアガン

クラフトアップル製エアコッキングガンやタナカワークス製ガスガン、サンプロ製エアコッキングガンなどが発売されている。また、東京マルイのVSR-10シリーズはオリジナルデザインながら、レシーバー形状などにM700の面影を見ることができる。変わった機構を持つものでは、過去に国際産業・スーパーウェポンシリーズ第3弾のM700BDLがあった。このモデルは、発火式モデルガンとして機能する箇所とエアコッキングガンとして機能する箇所を持ち、エアソフトガンでありながら火薬の破裂音を楽しむことができた。
尚、2016年12月22日に東京マルイよりM40A5 O.Dモデル、2017年1月27日にブラックモデルが発売されている。かつてアサヒファイアーアームズから発売された旧M40/M700シリーズは蓄気式カートの前方のバルブを後退式バレルで解放する方式であったが、警察庁により実銃であるとの認定を受け、販売中止となった。

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